BlenderでMGMの(ライオンの)OPを作る
2017/04/15MGMとは
メトロ・ゴールドウィン・メイヤーは、映画の配給会社である。
MGMのライオンとは
今回のポイント
- パス制御
- リンク
- 動画をテクスチャに使う
パス制御
パスとは小道。今回は有向線分。
どのようにパスを作る?
Blenderがサポートしているパスは2種類。
- ベジエ曲線
- NURBS曲線
基本的には、どちらも数個の点から複雑な曲線を生成する方法である。 このことをスプライン曲線という。
ベジエ曲線とNURBS曲線の違い
似たようなものである。
ベジエ曲線は簡単、NURBS曲線は難しい(厳密)、定義が。
ベジエ曲線を一般化したものがNURBS曲線らしいです。難しいことはBlender君におまかせ。
何故パスを使う?
フィルムの絡まった部分を全て手作業でモデリングするか?冗談じゃない。 Blenderには、オブジェクトを配列的に複製する機能や、オブジェクトをパスに添わせる機能がモディファイアとして提供されている。 これらを上手いこと活用して楽をしよう。
リンク
Blender内の各資源(メッシュ、オブジェクト、カーブ、テキスト、メタボール、マテリアル、モディファイア、アニメーション…)を使いまわすために必要。 例えば、オブジェクトはメッシュを持ち、メッシュはマテリアルを持つ。 この 持つ ことをBlenderでは リンクする と表現し、 同じ資源にリンクすることで、資源を使いまわすことになる。
リンクの状況を確認する
アウトライナーをよく見ると、どの資源が何を持っているのかが分かる。 リンク状況は良く確認しながら作業しよう。 私みたいに 数時間分の作業を既存の資源に上書きしてしまうことになる。
動画をテクスチャに使う
噂によれば、画像を同じように動画を扱うことが出来るらしいが、 そのままでは(タイムラインを変化させても)開始フレームから動画が進まなかったので、 オフセットの項目にアニメーションを設定した。
完成
BlenderでMGMの(ライオンの)OPを作る https://t.co/6CcikiBAw1 pic.twitter.com/A4ZtGrBrRy
— 七十 (@sititou70) April 15, 2017