コーディングで流す曲5選
2020/12/26出典: Amazon | Fahrenheit Fair Enough
はじめに
普段は作業の際に音楽を聴かないのですが,周りがうるさかったり気分を盛り上げたかったりする場合に曲をかけることもあります.
私がコーディング時に聴いている曲を,実用性が高い順に5つ紹介します.また,私は音楽素人なので,これから解説する音楽知識に間違いがあれば遠慮なくマサカリを投げてください.
1. Best of Shingo Nakamura 01 (2-Hour Melodic Progressive House Mix)
Shingo Nakamuraさんによる2時間のプログレッシブハウスミックスです.プログレッシブハウスは音楽ジャンルの1つで,ハウスミュージックだけれども派手な音は使わず,BPMが遅めで,曲展開がゆったりしているという特徴があるため,作業用BGMとして非常に適していると思います.
このミックスは曲間のつなぎがシームレスかつBPMが一定であり,淡々と続いていく感じで実用性 ◎ です.Shingo Nakamuraさんの曲はどれも好きですが,特に動画2曲目のHakodateが好きですね.函館在住だからというわけではありませんが.
2. code-fi / lofi beats to code/relax to
AMPは,Googleが推進するWebページを高速に表示するためのフレームワークであり,この動画はAMPの開発プロジェクトが投稿したコーディング用BGMです.
lofi,またはlofi hiphopは,作業用BGMとして人気のある音楽ジャンルの1つで,ちょっと古めのフレーズやビートを使ったチルいヒップホップみたいなやつですたぶん.有名所で言えばChilledCowさんのミックスでしょうか.落ち着きたい時によく聴いています.
Googleのエンジニア様お墨付きのBGMですから,生産性が爆上がりすること請け合いですね.
3. Tycho - Dive
Tychoさんによる約50分間のアルバムです.全体を通してアンビエントテクノというジャンルになると私は思うのですが,違っていたらすみません.アンビエントテクノという音楽ジャンルは,テクノよりはゆったりしたテンポで,環境音楽的で,あからさまにシンセっぽいギラギラした音が無い…という感じだと思います.そのため作業を邪魔せずに良いのですが,このアルバムはところどころアップテンポな部分もあり,良い意味で落ち着けません.昼食を食べた後など,ゆったりしすぎると確実に眠ってしまうという時に聴いています.
4. BT - Skylarking (Original Mix)
BTまたはブライアン・トランソーさんによるシングルです.シングルのくせに約11分間もあります.この曲は,トランスまたはプログレッシブトランスに分類されます.プログレッシブトランスは比較的プログレッシブハウスに近いジャンルでもありますが,よりダンスミュージック寄りのはっきりした音を用いる気がします.
最高のトランス曲と私の中で言われているSkylarkingは,最初からノリノリウェイ 😎 という感じではなくて,しっかりと段階を踏んで展開していくというか…曲にリードされている感じがあります.そのため,聴いているだけで自然に曲へのめり込んでしまうという,まさにトランスの醍醐味と言える曲だと思います.もはや催眠音声と呼んでも差し支えないでしょう.曲のアウトロも催眠解除音声っぽくないですか?この曲を再生して数分後にはトランス状態になれるので,作業への取っ掛かりにちょうどよいと思います.トランス状態で書いたコードが良いのかどうかは疑問ですが.
5. Telefon Tel Aviv - Fahrenheit Fair Enough
エレクトロニカのやべー2人組,Telefon Tel Avivによる約40分間のアルバムです.エレクトロニカというジャンルは歴史が深いぶん定義も広く,私程度の知識ではうまく説明できないのですが,あえて言うならとっても複雑でインテリジェントな感じです.
特に最初の「Fahrenheit Fair Enough」という曲は,一部ではエレクトロニカ史上最強の出来と言われており,どれそんなにすごいのかと試しに聴いたのがこの曲との馴れ初めです.正直なところ,はじめに聴いた時点での感想は「ごちゃごちゃしててよくわからん」というものでしたが,何度かループしているうちにその複雑な音のパターンに脳が適合し始め,いい感じに脳汁がドバるようになりました.大麻かなんかが入ってんのか?
気をつけなければならないのは,脳汁は出ますが進捗が出るとは限らないということです.私は慣れましたが.
おわりに
この記事が何かの形で皆様のお役に立てば嬉しいです.